男を上げる研究所

「男を上げる」というキーワードを研究対象とし、「理想の男」を目指して未来を拓く事を目的とした研究所

ブログを始めたきっかけ

ブログを始めたきっかけ

 

今回は、なぜブログを始めようと思ったのか、その開始に至るまでのプロセスについて書いていこう。少々長文になるが、しばしお付き合いして頂ければ幸いだ。

 

ブログタイトルにも「男を上げる研究所」とあるように、自分の心に正直になれば、昔からモテたかった。心の底から。ここは嘘をついても仕方がない。

 

おかげさまで、様々な失敗、恥をかく経験、高級外車が軽く新車で買えるほどのサンクコスト(デートやディナーに費やした、回収できない費用)、試行錯誤を繰り返して今では異性に関して一日中頭を悩ます事はなくなった。

 

それでも、一般的な男性よりはだいぶ遠回りしてきたと自負している。昔からそうだったのだが、言われた事や世間で常識と言われている事、少し頭を働かせて考えれば最速で解答にたどり着くような事でも、自分は理解が遅かった。人より納得するまでの時間が長くかかった。

 

ある人には、

「君は試験範囲が違うんだよ。いつも一生懸命学ぶ姿は分かるんだけど、そこは試験範囲じゃないからいくら勉強してもテストじゃ良い点取れないんだよ」

とコキ下ろされた。

今思えば、なんとも要領の悪い人間だったなと自分でも呆れるのだが、当時の当の本人は至って真剣だった。

ことさら異性に関してはより顕著だ。【非モテ】を拗らせた若い時期は、セックスできる可能性がほぼないようなデートにも行った。もちろん食事代を奢らされて、女の子はバイバイだ。勢い任せにナンパもした。もちろん理論もコツもないのでオールシカト、塩対応、ガンシカのオンパレード。膨らむ期待と股間とは裏腹に、異性との接点を持てずにやがて駆け込むのは激安風俗店。当研究所で警鐘を鳴らす、一番避けなければならない事のうちの一つ、「カネで性欲を処理する」だ。

 

ここで藤沢数希氏著「ぼくは愛を証明しようと思う」のある箇所を引用させてもらおう。

 

特許事務所(※)では、誰もやりたがらないような書類仕事を朝から晩までこなす。その対価として得られた給料は、家賃に消え、食費に消え、すこしばかりの衣服を買った。それでも残った分は、1日に何本もペニスを咥える風俗嬢たちに飲み込まれていった。

 僕は誰からも愛されることもなく、ひとりで生きて、そして、死んでいくのかもしれない。そう思うと心底恐ろしくなった。

(中略)

寝る、食べる、通勤、山のような書類仕事、そして、風俗嬢の手の中や口の中でする射精。

僕のこうした活動のすべてが、わずかながら日本経済に貢献していた。

掃き溜めのような人生を漂っていた。

恋愛というものはもはやどこか遠い世界の出来事のように思えた。

 

(※)主人公のワタナベ君は特許事務所で働いている。

 

まさに主人公であるワタナベ君と同じ状態である。10代、20代の自分はまさにこの小説通りの生活を送っていた。

楽しみと言えば、レンタルビデオ屋に行き、好みのAVを物色し、前回レンタル中だったビデオが今回はレンタル可能でソッコーで借りる事だ。

毎回股間が疼く度に風俗に行っていてはカネがかかる。心も財布もケチくさい。こんな自分に嫌気がさしていた。

街行くカップルが全員羨ましかった。街行く女性が全て可愛く見えた。彼女がいる男友達が妬ましかった。友人知人からの合コンの誘いがあれば、どんな大事な仕事があっても上の空。どうすればその合コンで可愛い彼女をゲットできるか、そしてどうすればセックスにありつく事ができるか、しか考える事が出来なかった。可愛い女子がその合コンに参加する保証などこれっぽっちもないのに・・・。もう、完全に【非モテ】状態だ。

 

・・・ここから早く抜け出したかった。

 

こういう状況に置かれた時、現代社会は非常に便利だ。自分の寂しさを紛らわしてくれる大衆娯楽が目白押しである。パチンコ、競馬、出会い系サイト、ネットサーフィン、2ch、AKB48、風俗、キャバクラ・・・僅かな時間と有り余る暇な時間があればずーっとこのデフレ社会が用意した「ぬるま湯」にどっぷり浸かる事ができる。一度入るともう抜け出せない。一見快適な温泉だが、入れば底なしのあり地獄に様変わりする。そのうち「ハゲ、デブ、クサイ」の三冠王となりぬるま湯界の重鎮となる。そして段々と一人が寂しくなり、仲間を引きずり込もうとする。「人の幸福を喜ぶ事ができなくなり、仲間(=クズ人間)と一緒に人の不幸という名の蜜を体に塗りたぐり、それを互いにペロペロ舐め合う共同体」を結成する。まさに無価値のクズ人間と成り下がる。

 

こんな人間になる可能性があった。でも一度堕ちたら二度と這い上がれないと直感で感じた。マズイ、とてもマズイぞ。その時、自分の中のもう一人の自分がスッと語りかけたのだ。

 

「おい。今のままでいいのか?いつまで受け身の人生を繰り返すつもりだ?自分のチン◯を自分で握ったまま野垂れ死ぬか?遠回りしてもいい。時間がかかったっていい。試験範囲が違ったっていい。男は恥をかいてナンボだろ?今変わらないと一生変われないぞ」

 

体中に電流が走った。今しかない。変われ、変わるんだ!

 

忘れもしない20代後半、この時からプライドを捨てた。

ナンパ本を読み漁った。

ファッション雑誌をくまなく見た。

何が流行っているのか週刊誌や芸能雑誌を読み漁った。

モテる友人知人に片っ端から会った。盗めるものはすべて盗んだ。

とにかく実践した。実践した。実践した。

そしてその10倍失敗した。

何回恥をかいたか忘れた。

どれだけの金額を費やしたか覚えていない。冒頭にも書いたが、高級外車が新車で買えるくらいの自己投資はしたのではなかろうか。

それぐらい自分を変えたかった。変わりたかった・・・。そして、変わった自分の両目が見つめるその先にあるもの・・・「おっぱい」を見据えて。

 

こうした経験を経て、現在では異性に対して頭が狂うほど思い悩む事は無くなった。定期的に街へ出て、女性をナンパする事くらい朝飯前になった。女性と一夜を共にした朝、興奮よりも「やれやれ、またやっちまった」と首を横に振る余裕すら醸し出せるようになった。変わる事が出来たのだ。

 

若い【非モテ】の男性は非常に危険だ。いくら自分で悩んでも解決方法が見つからず、悶々としていると、あらぬ方向へそのエネルギーをぶつけてしまう可能性がある。昨今の男性の性犯罪の報道の多さを耳にすると、本当にやるせない気持ちになる。

 

その人間が抱えている悩みなんて、他人から見れば「なにをそんなに大げさに悩んでいるのか?」と一蹴されることが往々にしてある。だが、当の本人は至って真剣に悩んでいる。自分の脳内が少しずつどす黒い何かに侵食されていき、まともに物事を考える事ができなくなっていく。早くそれを取り除かないと、自分の心をすべて黒く塗りつぶされ、自分でコントロールできなくなってしまう。でもそれを取り除く方法が分からない。故にまともに思考できないので、また脳が、体が黒くなっていく・・・。

 

「助けてくれ。」

 

声のない叫びが聞こえてくる。

 

今日明日の食べ物に困っているという貧困の悩みというのは、現代の先進国である日本においてはあまり見かけないだろう。結局人間の悩みは「異性関係」か「人間関係」か「金銭関係」のいずれかに当てはまると思う。女性に対する悩みで真剣に悩む事が悪いわけではない。ただ、悩んだ時間の積み重ねがその解決に至るまでの時間を短縮してくれるわけではない。どうしたらいいのか具体的な解決方法に巡り合うまでの時間を短縮しなければならないのだ。

 

「あの時の自分はなんてちっぽけな事で悩んでいたのだろうか」と酒でも飲みながら笑い飛ばした時の、あの目の前がパーッと明るくなる感じを一人でも多くの人に分かって欲しい。あのどす黒い何かとオサラバできた「新しい自分」の誕生の瞬間だ。この時だけは男でも出産を経験できると思う。(女性に言ったら総攻撃されそうだが笑。)おそらく人はそれを「成長」と呼ぶのかもしれない。

 

非モテや童貞で悩んでいる人を、自分の経験を活かして導いてあげる事で、一人でも多く救えないものか」

 

「追いつめる親」著者のおおたとしまさ氏は、教育についてこのように述べている。

 

教育とはもともとリベラル・アーツに代表されるように、人間の視野を広げ知識を深め、自らの意思に基づく自由な人生を送れるようにするためのもの。個々の人生の味わいを増すためのもの。それと同時に、それによって身に着けた「生きる力」の余剰を帰属する共同体に還元し、社会のメンバーがお互いに助け合うことでお互いの安心・安全を担保する。そうやって社会を維持するための営みだ。つまり教育の受益者は、被教育者本人だけではない。教育の受益者は、被教育者を含む社会全体なのである。教育には、社会全体の力を増すという大切な役割がある。

 

ここにもあるように、得た知識や経験(受益したもの)を、それを求める人と社会とで共有し、そして社会全体の力を増していって欲しいのだ。【非モテ】状態の人を一人でも減らし、社会全体で【モテ】る人を一人でも多く輩出して欲しい。

 

私自身、かなり遠回りはしてきたが、違う角度で見れば、人より多くの経験をしてきた、という事だ。自分の経験から得た【非モテ根絶】の具体的な方法をより多くの男性に伝えていきたいと真剣に考えた。今のネット社会においては、情報を発信するハードルがブログという無料ツールを通じて非常に低くなった。いきなりまとまった資金を投入して、起業したり立派なサイトを作るのではなく、まずは小さく始められる事から始めようと思い、こうしてブログを通じて自分の考えを発信するに至ったのだ。これがブログ開設の経緯である。

 

大げさではあるが、このブログを通じて一人でも多くの【非モテ】男性を救えるよう、自分の腕の骨が折れるまでは情報を発信していきたいと思う。

 

Make it smart !!

 

参考文献

ぼくは愛を証明しようと思う 藤沢数希 幻冬舎

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追いつめる親 おおたとしまさ 毎日新聞出版

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