男を上げる研究所

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映画【ダンケルク】を観たら自分の映画への接し方が分かった

今話題のダンケルクを鑑賞。

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大好きな監督クリストファー・ノーランの作品とあって、封切りされてから間を空けずに映画館へ足を運んできた。映画なんて久しぶりだなぁと少し興奮気味。

 

1、ストーリー

 

第二次世界大戦初期の1940年5月26日から6月4日。ダンケルク海岸でドイツ軍に包囲されたイギリス、ベルギー、カナダ、フランスから成る連合軍兵の、ダイナモ作戦と呼ばれた大撤退を描いた作品。

詳しくはコチラ

 

2,感想

 

うーん。あまり楽しめなかったなー。


・戦争作品
・圧倒的不利な状況
・絶対絶命からの脱出


と、ハラハラドキドキの要素は満載。しかも、今回は特殊なIMAXカメラを使用した作品との前情報もあり、とにかく期待に期待を重ねていたのだけど。

事前にネットで調べたのだけど、このIMAXカメラの恩恵をそのまま受けられる映画館が日本にはほとんどないらしい(!)。仕方なく4DXシアターで鑑賞。

 

IMAX70mmフィルムとは、現在のデジタルに勝る唯一の解像度を誇るフィルム・フォーマットです。この方法で撮影した場合、画面の面積が圧倒的に大きく、画像も鮮明になります。

 

引用元 

『ダンケルク』について知っておきたいトリビア13選【クリストファー・ノーラン】 | ciatr[シアター]



全体的にセリフは少なめ、ほぼ流血シーンなし。とにかくカメラワークと陸空海からのそれぞれの臨場感がウリとなるかな。その中でも、空軍のスーパーマリンスピットファイア戦闘機による戦闘シーンは見ものだった。

 

スーパーマリン スピットファイア - Wikipedia



たまにしか映画を観ない人間としては、もっとベタな起承転結が欲しかった。プライベート・ライアンのような戦争のリアルも映像として観たかった。

 

プライベート・ライアン

http://amzn.to/2xXKXfG

 

(映画ファンに言わせると、プライベート・ライアンは匂い以外は全て当時を再現しているらしい。あまりのリアルさに公開当時観客の中でショック死した人もいるとかいないとか。この件については裏取りできませんでした、ゴメンナサイ)


思えばダンケルクはR15とかR18の年齢制限がついていないので、きっと凄惨なシーンなどはほとんど無いのかなぁと思っていたけど、そこは予想通り。

因みにプライベートライアンに関しては以下のような逸話が。

スピルバーグ監督がアメリカ映画協会にかけあい「17歳以下の子供だって戦争に行ったんだ」とか言って年齢制限なしのR指定(17歳未満は親同伴、鑑賞制限はなし)をノーカットで得ることができ、この状況を受けてか、日本でもノーカット・レーティングなしで公開されたそうです。

 引用元

プライベート・ライアン:すどろぐ:So-netブログ


唯一嬉しかったのは、戦闘機に乗る1人がトム・ハーディじゃないかなーと思いながら観ていたら、やはりエンドロールで彼だとわかった瞬間、くらい。

 

3,話題だけどデートには不向き?

 

私が行った時の観客はほぼ男性。そもそも女の人はこういった戦争映画はあまり好きではないだろうから、デートには不向き。なぜなら男女の恋愛、家族愛、可愛いキャラ、ほっこり動物、感動要素が皆無なので。

2人の愛を深めたいのなら、迷わず「君の膵臓をたべたい」を選びましょう。

 

君の膵臓をたべたい (双葉文庫) | 住野 よる |本 | 通販 | Amazon

 

4,映画を語る難しさ

 

たまにしか観ない映画を鑑賞し、備忘録としてブログのネタにしようと思い立ちこうして書いてみたものの、めっきり言葉が出てこない。なぜか?それは比較対象がなさすぎるから。
クリストファー・ノーラン監督最新作、ダンケルクをもし映画ファンが観たら、他の戦争映画との比較、時代背景、監督や俳優の薀蓄、他のノーラン監督作品(インセプション、インター・ステラー、ダークナイトシリーズ等)への感想の拡張などなど、様々な視点から1つの作品を品定めできるのでいいなぁと思う。

知人に映画ファンというか、完全に映画オタクがいるのだけれど、小さい頃から空気を吸うかのごとく映画を観まくり、監督や俳優の他の作品や家族関係、挙げ句の果てには干支まで知ってる博識ぶり。是非こういった人こそ映画の感想を文字にすべきなのになぁと思うのだけど、まぁそういう場合に限ってブログとかには全く興味がないんだよな。

そんな映画オタクの彼と違って、私のような「話題作だから、たまたま以前に観たノーラン監督作品が面白かったから」、という単純な理由で作品を観て、その感想を文字にしようとしても全然わからない。言葉が出てこない。かといってこれから映画評論家を目指そうってわけでもないので、日々の生活を映画に捧げることもしないし、狂ったように映画を観まくることもないだろう。

 

だが、これでいいのである。

 

5、映画への接し方

 

今回は映画の良し悪しは一旦端へ寄せておき、自分の「映画に対する接し方」が確認できた。

 

さも評論家ぶってカッコいい感想を書こうとしても書けないし、それでも書かなきゃならないとなったら、記事を書くこと自体が嫌になってしまうだろう。

 

そこで思った。自分なりの映画への接し方としては、「あーあれねー。観たけど、うーん、俺はそこまで惹かれなかったなー」とドヤ顔する権利を金払って得る事に対して抵抗なく受け入れるスタンス、これ一択。

 

何も映画やDVD、音楽や小説を1つ観たり聴いたり読んだりしたからって、そこに自分の人生観や恋愛観などを投影して、さらに人々の心に残るような感想を持たないといけない、なんて事はないんだよね。

結構自分の趣味を人に押し付けたり、「えー、あの作品まだ観てないの!?」とマウンティングしてくる人って意外と多いけど、別にいいんじゃないと思う。だってあなたたち、好きで観たり聴いたり読んだりしてんでしょ?って思う。

 

こっちがオススメを尋ねた時にサラッ嫌味なくと幾つかセンスのある作品を紹介してくれると、その人の株が急騰する。「あー、ちゃんと初心者の気持ちを汲んでグイグイ自分の価値観を押し付けてこないなぁ」と。能ある鷹は爪隠すってね。

 

芸術作品や文学作品は、

 

面白かった 

 

OR 

 

つまらなかった

 

でいいのだ、と肩の力を抜いてみよう。そうすると色んな作品に触れてみたくなってくると思う。変に作品に対して意見持たなくてもいいから、気楽にそれらに臨むことができる。

 

それで、結果的に多くの芸術、映画、音楽、小説に触れることになって人生が豊かになればそれでいいんじゃないかな。

 

だから今後もドヤ顔したいがために映画を観ていこうと思うのでした。


(あとは、感想をこうしてグダグダな記事を書いてブログにupして、数日したら書いた事すら忘れるようなスタンスもこれまたいいんじゃないかとユルく思いました。)

こちとら自腹じゃ。

おわり

 

追伸

映画館では、スマホの照明が本っ当に気になるので、スクリーンで映像が始まったらそれが広告だろうが予告だろうがスマホはカバンやポケットにしまっておきましょう。(自分は違うけど)映画ファンにしたら、充分トラブルの原因となりうるマナー違反です。

今日もエンドロールですでにスマホいじってたおじさん連中が非常にストレスでした。しかもちらっと見たらfacebook見てた。そのくらい我慢しろよ!と怒りのツッコミを心の中で。

エンドロールも作品内。ルールとマナーを守ってみんなで楽しく映画を観ましょう。